Disaster Area Designs LLC
MIDI BABY
MIDIコントローラー
MIDI Babyは、スイッチ×1、マルチカラーLED×1、そして多く機能を備えた、恐らく世界最小のフルプログラマブルMIDIコントローラーです。
付属のUSBケーブルを使用してコンピューターと接続。 設定用のエディター(webアプリ)を使用して、送信するMIDIメッセージや入出力、LEDの色などを設定します。
MIDI PC#やCC#、MIDI noteなど様々なMIDI信号を送ることができます。 また、特別な「meta」コマンドを使用して、メッセージの反転や再生が行えます。MIDIクロックも備えており、クロック送信もできます。
スイッチは1つですが、出来ることは1つだけではありません。
「スイッチを押す」「スイッチを長押しする」「スイッチを超長押しする」 …この3つにそれぞれ送信する内容を割り当てることができます。
つまり3種のPC#またはCC#を送れると言うことなので、例えばDAWを操作する場合、「スイッチを押すと再生」「長押しすると停止」「超長押しすると曲の頭出し」 …と言った操作を1つのスイッチで行えます。
しかも、各動作時に点灯するLEDの色も自分で決められます。
※「スイッチを超長押しする」際には、「スイッチを長押しする」を通過する関係上、一度「スイッチを長押しする」に設定された信号が送られてしまいます。プログラムの切り替えなど更新できる機能にご使用ください。シーケンサーの停止と全く違うCC#送信など、異なるファンクションの割り当てはお勧め致しません。予めご注意ください。
接続一覧
MIDI出力 | スタンダードな5ピンMIDI端子 |
MultiJack | MIDI出力(チップ/リング/両方での送信に対応)、MIDI入出力(リング=入力、チップ=出力)、エクスプレッション、デュアル・フットスイッチ |
USB | USB MIDI(DAWやモバイル機器をコントロール)、USB MIDI対応機器のホスト(Zoom, Red Panda, Source Audio C4など) |
その他 | 一般的な仕様のMIDI対応機器であれば、殆どの機種に対応 |
使用例
- 複数のMIDI機器に、タップテンポ情報やMIDIクロックを送信
- MIDI PC#を送信して、接続しているMIDI機器のプリセットやバンクの切り替え
- MIDI CC#を送信して、接続しているMIDI機器の特別な機能を使用(機能のON/OFFやパラメーターの変更など)
- MIDI noteメッセージを送信して、DAWやオーディオ・アプリをコントロール
- 通常のボリュームペダルやエクスプレッションペダルをMIDIコントローラーとして使用できるよう中継
- フォンMIDI対応機器を直接コントロール(Alexander、Chase Bliss、Meris、Empress)
- USB MIDI対応機器にMIDIメッセージを送信(Zoom MultiStomp、Red Panda Tensor や Particle V2、Source Audio C4 Synthesizer など)
MIDI Babyの設定は、エディター(webアプリ)を使用して簡単に行う事ができます。
Global Settingでハードウェアの基本設定を行い、フットスイッチやエクスプレッションペダルで送信するMIDIメッセージを設定。最後に設定を保存すれば、設定完了!
作成した設定をファイル保存もできますので、Import/Exportで接続する機器に応じた設定をすぐにリコールできます。
主な特徴
様々な機能をもつmulti jack
昨今は「フォン MIDI 」と呼ばれる 1/4" フ ォン端子を使用した MIDI 端子を搭載した機種も世の中にリリースされています。 しかもMeris(TS 端子のTip 送り)や Chase Bliss(TRS 端子の Ring 送り)など、様々な仕様に対応しています。 また、この端子はエクスプレッション入力としても使用できます。
MIDI OUT端子
標準的な5ピンMIDI接続。
エディター・ソフトウェア
ソフトウェアのインストール不要なWebエディターで、コントローラーの設定を行います。
拡張フットスイッチとして使用
MIDI入力を備えたマルチエフェクターの、拡張フットスイッチとしても便利です。