Thermionic Culture
Purple Bustard
※ 少々傷やスレのあるB級品です。在庫1点限りの販売となっております。
16×2 チューブ サミングミキサー
Fat Bustardサミングミキサーの機能を絞り込んだ本機は魅力的な価格帯を実現しながら、Fat Bastardで定評のあるシグナル入力セクションとAttitudeコントロールを搭載した意欲的なプロダクトです。入力も増えており、純粋なサミング機能に特化しています。
AIR and Attitude
AIRコントロールはベルベットのようになめらかな煌めきをトップエンドに与えるEQです。決して耳障りにならないのは、Purple Bastardがソリッドステートのシグナルパスを用いていない真空管回路だからこそ成せる技です。
出力段もFat Bastardとほぼ同等ですが、ユニットのスペースと熱の関係もあり、少し小型のトライオード管が備えられています。全ての真空管はミルスペックのNOS typeとなっています。最大出力は+20dBv。様々なDAWと用いても問題ありません。
6ステップで効き具合を選べるAttitudeノブは兄弟機であるFat Bustardのものを搭載しています。ソリッドステートのラージフォーマットコンソールでは得られない、チューブサウンド特有の濃密な音が得られます。クリーンから2ndハーモニクスを付加したリッチなサウンドまで、ドラムバスや2mix、ギターやボーカルバスに素晴らしい”Attitude”を付加します。
8基のトグルスイッチはそれぞれ筐体に記載されたチャンネルのON/OFFを制御し、黄色いチャンネルは13/14, 15/16のリンクを外し4モノラルとして動作させます。
Purple Bustardはアンバランス回路ですが、XLRのPin1, 3にはレジスターが接続されており、品質を損なうことなく、バランス回路を受け止めます。
可聴帯域外まで広がるワイドな周波数レンジを持ちながらも、兄弟機であるFat BastardのようなEQセクション等が無い分、フェイズシフトやSNも僅かですがFat Bastardより向上しています。Purple Bastardは、DAWサウンドにアナログの質感を与える秘密兵器として、素晴らしい効果を発揮します。
製品仕様
Input impedance:10kΩ
Output impedance:250Ω. Load impedance should be 2kΩ or greater
Distortion and MOL (Master Ourput Level) specs are for a load of 10kΩ
Distortion: <0.025% @ +4dBu (THD, unweighted,30kHz filter)
Maximum o/p level:+25dBu (MOL @ 1% distortion)
The following specs are for Attitude 1 setting: -
Noise (30kHz filter):< - 82dBu
Frequency response +/- 1dB: 12Hz to 55kHz
Phase shift @10kHz:5% (18°)
Crosstalk:1kHz < - 60dB 10kHz < - 50dB
Power consumption:35 watts
Weight:5.3 kg