MEST MKIII CF

二種類の方法で音を伝える
クワッドハイブリッド型デュアルコンダクションIEM

イノベーションによって成長し続けることは、UMが設立以来貫いてきた理念です。

UMのテクノロジーと研究開発に多大なリソースを投資してきました。

約10年前からIEM骨伝導技術に取り組んできた私たちは、「空気振動」と「骨振動」の二種類の方法で音を伝えるデュアルコンダクションシステムにより、最高の音質を実現しました。

主な特徴

絶妙に配置されたクアッドハイブリッドドライバー

「MEST MKIII CF」は、4種類の異なるドライバーの組み合わせを誇り、ダイナミックドライバーが低域を担当、BAドライバーは中高域を担当し、超高域は静電型ドライバーが担当。銀パラジウム合金の圧電骨伝導が完全な周波数補正を行うことで、ホログラフィック・イメージングから3D表現まで、優れたレイヤーとセパレーションを実現します。各ドライバーがそれぞれの帯域を担うことにより、インパクトのある低音、中音域の質感、美しい高音域が、余すところなく鮮やかに映し出されます。MEST MKIII CFは、その完璧なチューニングとドライバー構成で耳を驚かせ、IEMに大きな進歩をもたらす画期的な製品です。
新たな特許技術「銀パラジウム合金ピエゾ式骨伝導ドライバー」がまとまりを提供する鍵であり、全周波数帯域で骨伝導効果の恩恵を受けて、「MEST MKIII CF」はバランスの良い音の厚みと密度、オールラウンドな体験、素晴らしい音質を形成します。

静電型を強化、チューニングの最適化

4つの静電ドライバーを搭載したMEST MKIII CFは、より高い感度、極めて低い歪み、優れたディテール、より豊かな空気感を備えています。
静電ドライバーの存在により、周波数応答範囲と高音の伸びが改善され、通常では感じられない音のディテールを耳で拾うことができます。低音域はディテールと量感をより重視することで、繊細な音質を際立たせ、エネルギーに満ちた豊かなサウンドを生み出します。
また、骨伝導を利用して、ノズルを通さずに骨との接触で直接内耳に音を伝えます。
MEST MKIII CFは20Hz～70kHzという超広帯域の周波数特性を持ち、ダイナミックドライバーとBAドライバーは20Hzから20kHzを担当。静電ドライバーは10kHzから70kHz、銀パラジウム合金骨伝導は500Hzから16kHzの全周波数の補正を担当します。
空気伝導と骨伝導が相互作用し、革新的で全く新しいサウンドを作り出します。

特許技術「銀パラジウム合金圧電骨伝導ドライバー」

銀パラジウム合金の圧電骨伝導ユニットは、それぞれ23～25μmの27層のセラミック コーティングで構成されています。各骨伝導ユニットは、静電容量、誘電損失、変位、共振周波数について厳密にテストされています。高温耐性の導電性パラジウムペーストを使用しているため、セラミックは980℃で焼結することができ、製品の性能を十分に保証します。
ダブルバイブレーション骨伝導の14層のセラミックコーティングに比べ、銀パラジウム合金圧電骨伝導は多層で厚みがあるという特徴があり、骨伝導の振動効果を高品質に向上させ、音響効果をより際立たせます。MEST MKIII CFでは金メッキPCB基板を追加、基板上のすべての仕切り板を統合することで、安定性と一貫性を高め、金メッキにより導電性を向上させました。
回路基板には高精度の部品が使用され、良好な音質と強力な安定性を確保しています。

専用のカスタムケーブル

MEST MKIII CFは、新しくカスタマイズされたコバルトブルーシールドケーブルを使用しています。
このケーブルは、ナイロンスリーブと環境に優しいソフトPVCコーティングを施したピュア4コアOCC銅ケーブルで、26AWG、超低抵抗、低歪み、最もピュアなディテールを提供します。

※8月1日より、ケーブルのデザインが変更となっております。

製品仕様

※付属品は、メーカーの予告なく変更となる場合がございます。